ガイドライン

リハ栄養診療ガイドライン2020 Update

リハ栄養診療ガイドライン2020年版が Clin Nutr ESPEN に掲載されました。

リハ栄養診療ガイドライン2018

脳血管疾患患者における
リハビリテーション栄養診療ガイドライン

【CQ】
不応性悪液質を除く成人がん患者にリハビリテーションと栄養指導を組み合わせたプログラムを行うべきか?

【推奨】
補助化学療法または放射線療法を行う成人がん患者に対して、リハビリテーションと栄養指導を組み合わせたプログラムを行うことについて一律・一定の推奨はしないこととする。
(エビデンスの確実性:非常に弱い)
ただし、患者および家族の意向と病状を勘案し、リハビリテーションと栄養指導の必要性を個別に判断することが望ましい。低栄養や悪液質を有し、ADL低下を認める成人がん患者に対するリハビリテーションと強化型栄養療法の組み合わせ効果については現時点でエビデンスが存在せず特定の推奨は行うことはできない。


大腿骨近位部骨折患者における
リハビリテーション栄養診療ガイドライン

【CQ】
リハビリテーションを実施している65歳以上の大腿骨近位部骨折患者に強化型栄養療法を行うべきか?

【推奨】
リハビリテーションを実施している65歳以上の大腿骨近位部骨折の患者において、死亡率および合併症発症率の低下や日常生活動作(Activities of daily living:ADL)および筋力の改善を目的として、術後早期からのリハビリテーションと併用して強化型栄養療法を行うことを弱く推奨する。
(弱い推奨 / エビデンスの確実性:低い)
なお、強化型栄養療法の介入方法として、高エネルギー蛋白質栄養剤の追加による補助栄養療法や、管理栄養士によるカウンセリングや栄養サポートを考慮する。


成人がん患者における
リハビリテーション栄養診療ガイドライン

【CQ】
不応性悪液質を除く成人がん患者にリハビリテーションと栄養指導を組み合わせたプログラムを行うべきか?

【推奨】
補助化学療法または放射線療法を行う成人がん患者に対して、リハビリテーションと栄養指導を組み合わせたプログラムを行うことについて一律・一定の推奨はしないこととする。
(エビデンスの確実性:非常に弱い)
ただし、患者および家族の意向と病状を勘案し、リハビリテーションと栄養指導の必要性を個別に判断することが望ましい。低栄養や悪液質を有し、ADL低下を認める成人がん患者に対するリハビリテーションと強化型栄養療法の組み合わせ効果については現時点でエビデンスが存在せず特定の推奨は行うことはできない。


急性疾患患者における
リハビリテーション栄養診療ガイドライン

【CQ】
リハビリテーションを実施されている急性疾患患者に強化型栄養療法を行うべきか?

【推奨】
リハビリテーションを実施されている急性疾患患者に対して強化型栄養療法を行うことを弱く推奨する。ただし、自主的リハビリテーションに加え強化型リハビリテーションプログラムの併用が望ましい。
(弱い推奨 / エビデンスの確実性:非常に低い)

TOP